旭川支部東光道場 小坂 義隆 1級 |
今回も師範を初め各先生や先輩から多くのアドバイスをいただきました。 正拳の握りが薬指から小指にかけて緩いこと、引き手をしっかりと引いていないこと、位置が低いことや、動作が曖昧になっていること等。 周りの人の動きについて行かなければという意識がどうしても先行してしまい、引き手が不十分になっていたり、手先足先に注意を注ぐのが疎かになっていたり、結果、突く位置や立ち方が曖昧になってしまっていたようです。 以前も言われたことがありましたが、定期的に自分の動作をビデオ等で客観的に確認し、修正していくことが重要であると改めて感じました。 また、前屈立ちの時の後ろ足つま先を進行方向に向ければ、腰が切れて上半身が正対しやすくなると指導を受けました。 確かによく見ると進行方向に対しかなり鈍角になっていました。 もともと腰が悪く身体も硬いため、逆突き系は身体を上手く正面に正対させにくいのですが、指導いただいたポイントに注意しながら行うとかなり正対させることができました。 しかし足首も異常に固いため、なかなかスムーズに行うことが出来ませんが、稽古を積んで少しずつ修正していきたいと思います。
帯毎に分かれて行った移動稽古では、昇段審査で行うものを一通り実施することになりました。 動作を正確に行うことはもちろんですが、併せて理論的なことも十分に勉強していく必要があると改めて感じました。 型稽古では、白帯の型から茶帯の型へ順に実施していきましたが、ほとんど練習をしていなかった平安Xの型では、動作を覚えることが精一杯で、結局最後まで上手く行うことが出来ず、準備不足を露呈してしまいました。 まずはしっかりと正確な動作を行えるよう稽古を積んでいきたいと思います。 合宿の〆で行われた前蹴り500本は予想以上にきつく、後半は膝下くらいまでしか足が上げられませんでした。 蹴りは苦手なので、普段のトレーニングではあまり取り組んでいませんでしたが、今合宿の中で、ダイナミック・ストレッチを積極的に行っていく必要性を強く感じたので、今後、空蹴りも多く取り入れた稽古を行っていきたいと思います。 続く正拳中段1,000本突きでは、途中意識が朦朧となりましたが、なんとか完遂することができました。 合宿の稽古は確かに厳しいですが、師範をはじめ、他支部の先生や先輩に貴重なアドバイスを受けられますし、多くの道場生との交流、厳しい稽古を乗り越え得られる達成感や自信など、普段の稽古ではなかなか体験することが出来ない場だと思います。今後も出来るだけ参加できるよう努力していきたいと思います。 最後に、今回の合宿でご指導いただきました師範、先生や先輩、各支部の道場生の皆様に感謝申し上げます。
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